Sewer Infomation
下水道広報とは【講義】
Lecture photo coming soon
『公共』と『協働』―人々が動き出すきっかけや活躍する舞台―
本来『公共』とは「一般の多くの人々が(に)かかわる」「誰にでも開かれた・誰もが共有する」ものを意味する。つまり『公共』を担うものは公的機関だけに限らず、多くの人がかかわり誰にでも開かれたものなのである。法律に基づき公平・公正に重きを置く仕事は行政向きではあるが、本来、公共的な課題を解決する仕事は行政だけに限定されるものではない。また「公共」をよりよいものにするための「協働」のあり方は多様で幅広い。例えば、皆さんがこれから取り組む『自由研究教室』は目的は下水道広報だが、これも「公共」をよりよいものにするための「協働」である。サスティナブルな社会をつくるのに重要な役割を果たす下水道だが、あまりにも当たり前で認知度が低い。その認知度を上げることは公共が抱える問題の解決に一役買うこととなる。つまり、この場合『自由研究教室』そのものが活躍する舞台となるわけである。
coming soon
Lecture Movie
coming soon
『公共』と『協働』Lecture Movie
『新潟市下水道部の広報で直面する課題と取り組み実例』水玉クラブ
令和元年に新潟市が行った世論調査で「市として力を入れてほしいもの」を調べた結果、第1位は「公共交通機関の充実22.8%」第2位は「まちなかの活性化18.8%」第3位は「高齢福祉17.4%」であった。それに対し「公共下水道の整備は2.7%で第26位」となっている。しかし、新潟市の下水道は整備から60年程度経過し補修が必須な設備であり、維持管理に多額の予算が必要である。そのため、市民の理解を得るための広報活動に力を入れる必要がある。新潟市下水道部では下水道部のPR担当8名が下水道広報チーム『水玉クラブ』を立ち上げ発信を続けている。踏むと声が出る「しゃべるマンホール」かわいい絵本「水きれい工場のおはなし」アニメの祭典「がたふぇす」にアニメマンホール出展などを企業や団体と連携し発信し続ている。





